名称:荘内神社しょうないじんじゃ

鶴岡市のほぼ中心部にある、庄内藩主の居城きじょうであった鶴ヶ岡城の本丸址ほんまるあとに所在している。庄内一円の人々により明治10年(1877年)旧藩主を追慕ついぼして創建された。社殿は、本殿、参集殿、宝物殿の三つに分かれる。

宝物殿には酒井家より奉納された歴代藩主ゆかりの宝物や、旧家などから奉納された御雛様、五月人形、絵馬、屏風、等の約2000点が展示されている。

また、社殿の周りとその周辺にある鶴岡公園内には、桜の木が多く植えられており、春になると多くの花見客で賑わう。毎年8月には、荘内神社のお祭である「荘内大祭」があり、市民が江戸時代の服を着て町中をねりあるく大名行列が行われる。年末年始の初詣はもちろん、現在も主に酒井家に縁のある人々や、地元住民から愛される神社で県外からの参拝者が多く訪れる。

本 殿

初代 酒井忠次さかいただつぐ…徳川四天王・徳川十六神将のいずれにも筆頭として名をあげられています。外交官、参謀として大活躍された方。

・二代 酒井家次さかいいえつぐ…父、忠次の後を受け徳川家を支え、国内和合の任政に力を尽くされた方。

三代 酒井忠勝さかいただかつ…初代、鶴ケ丘城藩主として荘内に入部され、領民の福利を考え、寛大な検地を実施し「米の国荘内」の基礎を築き上げた方。

九代 酒井忠徳さかいただあり…藩政を収めるには優れた人材が必要であるとして、藩校致道館を創建された方。

ご利益【勝負運/厄除け/家内安全/子孫繁栄】

鶴岡護国神社

戊辰の役・西南の役に殉じた藩士の霊をお祀りするため、
酒井家13代藩主酒井忠篤さかいただずみ公が鶴ヶ岡城御金蔵址に明治28年(1895年)に創建しました。
その後も、国の存亡をかけた諸外国との戦い(日清・日露・第一次世界大戦・昭和の未曾有の大東亜戦争)で、
国家のために殉じた方々を英霊としてお祀りしております。

御城稲荷神社

宝永5年(1708年)創建。鶴ヶ岡城内に鎮座する神社で、御城時代の唯一の建築物です。
六代藩主 酒井忠真さかいただざね公が、城内鎮守として社殿を建立されました。
明治に入りお城は取り壊されましたが、一般民衆の崇敬が厚かったため、廃社を免れました。
商売繁盛・五穀豊穣のご利益があり、たくさんの朱色の鳥居が特徴的でとても綺麗です。

御祭神:倉稲魂神うかのみたまのかみ  ご利益【すべての食物と稲の生育を守護】

御祭神:太市姫神おおいちひめのかみ  ご利益【農耕、食物の神】

御祭神:五十猛神いそたけるのかみ   ご利益【林業の神】

御祭神:須佐之男神すさのおのかみ   ご利益【海原を治める嵐の神】

御祭神:大己貴神おおなむちのかみ   ご利益【農業、商業の神】

連絡先

住 所山形県鶴岡市馬場町4-1 
アクセス鶴岡駅から車で10分
お問合せ0235-22-8100
ご祈祷ご祈祷受付 9:00~16:30 
※祭典、結婚式等でご祈祷ができない時間帯があるため
HP「荘内神社の暦」で確認ください
御朱印
備 考公園内の駐車場は、お体の不自由な方・妊婦・乳児を
お連れの方を優先に、譲り合ってご利用下さいますよう
お願いいたします。
H P荘内神社サイト